- 石窯ドームYD3000の購入を検討中
- 購入理由や使い心地が知りたい
- 30L・2段式の大容量サイズが欲しい
2023年8月に「東芝 石窯ドーム ER-YD3000」を購入しました。
私は、とにかく30L・2段式サイズが欲しくて、オーブン機能にそこまで高度なものは求めてなかったのですが、
大容量サイズになると、各メーカー「過熱水蒸気式の上位シリーズ」しか取り扱いがないんですよー。涙
- 東芝:石窯ドーム
- 日立:ヘルシーシェフ
- パナソニック:ビストロ
- シャープ:ヘルシオ
本記事では、この4ブランドの中から、なぜ東芝の石窯ドームを選んだかと、使い心地についてレビューします。
【結論】石窯ドームは、他メーカーのスタンダードモデルと比べて価格が5万円台で、オーブン機能が優秀と評判だったから。
- ファミリーで使う大きさが欲しい
- 機能が多すぎて使いこなせなさそう
- 各メーカー違いがわからない
- 同じシリーズでもモデルの違いがわからない
- 予算5〜6万円で抑えたい
- 10年近く使うから良いものを買いたい
上記のような、オーブン購入を検討中の私と同じ悩みを抱える方の参考になれば幸いです。
東芝 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム YD-3000スペック
【東芝:過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-YD3000】
発売日 | 2023年6月 |
---|---|
最高温度 | 300℃ |
総庫内内容量 | 30L |
オーブン段数 | 2段 |
レンジ最高出力 | 1000w |
自動メニュー | 114 |
サイズ(mm) | 498(幅)×399(奥行)×396(高さ) |
重さ | 20kg |
スチーム機能 | 過熱水蒸気 |
スチーム給水方式 | タンク式 |
自動お手入れ | あり |
カラー | ブラック/ホワイト |
付属品 | 遠赤包み焼き角皿(とれちゃうコート) 2枚/焼網/取扱説明書 兼 料理集 |
東芝 石窯ドーム YD-3000を選んだ理由
【私のオーブンへの希望】
- 30L大容量ファミリータイプ
- 2段式
- 基本的な調理ができたら良い
- せっかくだからちょっと良いやつ
特別な機能は必要なかったのですが、30L×2段サイズになると、各社「過熱水蒸気タイプの最上位シリーズ」しか選択肢がなかったので、こだわりなく過熱水蒸気タイプを選びました。
「シャープ」「日立」「パナソニック」のなかでも東芝の石窯ドームを選んだ理由は、価格とお菓子作りプロ級の方たちの意見を参考にしたからです。
石窯ドームは、他にくらべてオーブン・グリル機能が優秀で、お菓子やハードパンが上手に作れるという意見をいくつか見ました。
あとは、他3社の過熱水蒸気式30L2段のスタンダードモデルと比較したときに、石窯ドームのスタンダードモデルは、ほぼ同じ機能&発売時期で5万円台で購入できたからです。
スチーム系はあまり使わない、オーブンで揚げ物もしない、トーストも焼かない、価格もいい感じであることから、石窯ドームがシンプルに優れていると思い決定。
石窯ドームで購入を決めた後、型落ち品やモデル違いの中から「YD3000(2023年製)」を選んだ理由は、以下の通り。
- 型落ちとあまり価格が変わらなかった
- YD3000がスタンダードモデルだったから
- 上位モデルにある機能を特に必要としなかった
Amazonや楽天で検索すると、型落ちがたくさん混じっているので、わかりにくいですが、品番と発売日違いは以下になります。
【生産終了している石窯ドームシリーズ】
- XDシリーズ:2022年7月発売
- WDシリーズ:2021年7月発売
- VDシリーズ:2020年6月発売
型落ちと最新の違いは、オーブンの最高温度や、電子レンジの赤外線センサーの機能性、おまかせ調理のレシピ数がアップしている点です。
東芝 石窯ドーム YD-3000の特徴
- 「石窯おまかせ焼き」で肉・魚・野菜の本格調理
- 「300℃高火力」熱風2段オーブン
- 業界最小「奥行き39.9cm」の薄型コンパクト
- 庫内全面お手入れカンタン
石窯ドームの特徴を以下で詳しく解説していきます。
「石窯おまかせ焼き」で肉・魚・野菜の本格調理
- 何℃で何分焼けばいいのか分からない
- 家にある食材・調味料で作りたい
「石窯おまかせ焼き」なら、食材を並べてスタートを押すだけ!
温度センサーで、食材と分量に合った温度と時間を自動調節してくれます。
冷蔵庫にある食材を適当に並べてスタートしたら、あとはほったらかしで1品完成◎
「オーブンは気合いを入れた料理をするときに使うもの」と思っていましたが、スチームがいらないレシピも多く、忙しいときに活躍しています。
「300℃高火力」熱風2段オーブン
- 予熱が遅くて時間がかかる
- パンや焼き菓子のふっくら感が足りない
- お肉をジューシーに仕上げたい
これらの悩みを解決してくれるのが、300℃石窯オーブン。
お肉は、外はこんがり中ジューシーに仕上がり、パンの場合は、よく膨らむのが特徴。
庫内まるごと遠赤によって、食材の内側にもじっくりと熱を通してくれるので、ハンバーグやお肉がジューシーに仕上がります◎
ラウンド石窯ドーム構造だと熱の対流が良く焼きムラを抑えるので、お菓子作りで失敗しなくなったのがありがたい!
業界最小「奥行き39.9cm」の薄型コンパクト
30L・2段で大容量サイズ、かつ多機能なのに、結構収まりが良いんです。
ハンドル込みで、奥行き44.2cm
奥行き45cmのキッチンボードから飛び出さずにすっきりコンパクトに置けます。
設置スペースは、上面のみ10cm開ければOKで、背面・左右は0cmでぴったりに置けるのは魅力です。
7〜8年前のオーブンから買い替えた方なら、30Lでこの省スペースさに驚くことでしょう◎
庫内全面お手入れカンタン
東芝独自セラミックコートのおかげで、油を弾き、天井・背面・側面に汚れがつきにくくお手入れが簡単◎
底面もなめらか素材なので、汁物を吹きこぼしてしまったとき、時間が経ってしまった汚れなども、するっと取れます。
同じく角皿もセラミックコートが採用されているので、クッキングシートなしでもパン生地がくっつきません!(すごい)
軽くスポンジでこするだけで、汚れが落ちるので使い勝手が良いです。
石窯ドームシリーズ違い
東芝が販売している30L・2段のオーブンレンジは、以下の3種類のみ。
- YD7000:石窯ドームのプレミアムモデル
- YD5000:熱風2段350℃のハイグレードモデル
- YD3000:熱風2段のスタンダードモデル
私は、30Lかつ2段のオーブンレンジが欲しかったので、こちらの3つから絞りました。
基本的にYD7000とYD5000の機能はほとんど同じなのですが、YD3000だけ異なる点がいくつかがあります。
【YD3000のみ異なる機能・スペック】
- オーブンの最高温度が300℃
- 予熱200℃まで約8分
- 蒸し料理の設定温度の数が少ない
- スチーム発酵は40℃のみ
- 8つ目赤外線センサー
- 深皿調理機能なし
- お手入れコースが10分のみ
パワーは、他2つが最高温度350℃、予熱5分(200℃)に対して、YD3000のみ少し劣る部分があります。
電子レンジのあたためムラをなくすためのセンサーが、他2つは「ねらって赤外線センサー」なのに対し、YD3000は1つ古いシリーズと同じ「8つ目赤外線センサー」です。
「基本的な調理ができて30Lで2段」が希望だったので、YD3000のスペックで満足しています。
私と違って「本格的なパンを焼くために買う」など目的がある方は、最高温度や発酵温度の調節ができるグレードに上げるのが良いですね。
パワー不足・機能不足、あたためムラについても、YD3000で特に気になりません。
大きさは、すべて同じサイズで、デザインがYD7000のみ、メニュー表示部分がカラーの液晶画面になっています。
石窯ドームYD3000を実際に使ってみた感想
実際に使用してみて、一番感動したのは、お菓子がとてもきれいに仕上がること。
焼きムラや、生焼け、焦げなどがなく、一発できれいに焼き上がるのでとても気持ち良い◎
あと、難しい操作や、面倒な準備・お手入れがほぼなくて、電子レンジみたいに手軽に使えていることに満足。
過熱水蒸気式を買ったけど、スチームなしでオーブンならではの良さを活かすメニューの方が出番が多いです。
(スチーム使う系メニューって、それだったらオーブンじゃなくて鍋でやるわ〜的な面倒さがあったりしません?笑)
予熱はかなり早い(200℃8分)ので、段取り良く調理できます。
レンジのおまかせ温めなど「おまかせ調理系」をあまり信頼していなかったんですけど、実際使ってみたらちゃんと仕上がるし便利!笑
最高温度の350℃や、発酵温度や蒸す温度の細かい調節機能などは、私は日常的に使用しないので、スタンダードモデルで十分。
とはいえ、きっと10年近く使うものだし、パンやピザなど、たまーに張り切っちゃおうかな!という特別な料理にも対応できるスペックにしておいてよかったと満足しています。
ファミリー向けのオーブンなら石窯ドームYD3000がおすすめ
多機能にこだわりはなく、ファミリーで使う大きいサイズのオーブンが欲しい。
という方には、東芝の石窯ドームYD3000(スタンダードモデル)おすすめです。
普通にお肉を焼いたり、クッキーやパウンドケーキを作るんだったら十分すぎるくらい◎
スチームへのこだわりがないなら、オーブン機能が優秀な石窯ドームを推したい。
複雑な操作や、準備、お手入れも必要ありません。(スチームもあんまり使ってません)
高すぎるスペックが必要ないのであれば、スタンダードモデルがおすすめ。
型落ちと最新とそこまで価格が変わらないので、最新モデルを選ぶのが良いと思います◎
「ファミリーで使う用」とオーブンの大きさに縛りがあると、なかなか比較と選択が難しくなりますよね。
シンプルに使いやすいと感じた「東芝:石窯ドーム」を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
質問などありましたら、お問い合わせからいつでもご相談くださいね。