- ソーダストリームはコスパ悪い?
- コスパ以外のメリットは何?
- どんな人に向いているか知りたい
晩酌で炭酸をほぼ毎日使う、お酒大好き夫婦たなかです。
「ソーダストリーム欲しいけど、コスパ悪いって聞くしなぁ…」と長らく購入を迷っていました。
実際使ってみると、そこまでコスパの悪さは気にならないし、ゴミ出しや買い物のストレスから解放されるなら、毎回数十円高くなっても良い!
今回は、ソーダストリームの購入を迷われている方に向けて、コスパ問題について解説していきます◎
ソーダストリームを家に迎えるのが向いている人・向いていない人についてや、ガスシリンダーを節約する使い方も併せて書いています。
お役に立てると幸いです!ぜひ最後までご覧くださいね◎
- ソーダストリームのコスパについて
- コスパが悪いと言われる理由
- ソーダストリームのメリット
- 購入が向いている人・向いていない人
- ガスシリンダーを節約する使い方
ソーダストリームのコスパ計算
ソーダストリーム公式によると、1本(500ml)あたりのコスパは『約20円』
【ソーダストリームのコスパ計算方法】
- ガスシリンダー1本で約60L作れる
- 500mlペットボトルにすると約120本分
- ガスシリンダー交換用が2,204円(税抜)
- 500mlペットボトル120本分にすると約20円
上記は、ガス代のみです。
ガス代20円に水代を足すと「炭酸水」の金額になります。
ソーダストリームのコスパが悪いといわれる理由
ネットでは、「1本20円では作れない」「コスパが悪い」といった口コミを目にします。
コスパが悪いといわれる理由について1つずつ解説していきますので、購入を検討されている方は要チェック。
- 1本20円では作れない
- 強炭酸にすると作れる本数が少なくなる
- 初期費用(本体代)がかかる
1本20円では作れない?
ソーダストリーム公式によると、1本(500ml)あたりのコスパは『約20円』
上記は、「ガス代のみ」の金額なので、ペットボトル炭酸水とコスパを比較する場合は、水代を足す必要があります。
水道水や浄水器であれば、500mlあたり1〜2円ですが、ミネラルウォーターやウォーターサーバーの場合は、50〜80円しますよね。
単純にガス代と水代を足してみると、【約70〜100円】になることがわかります。
そのため、「炭酸水が1本20円になると思ったら全然違う!」という口コミが生まれるのです。
我が家の場合は、浄水器で水代を抑えられており、「ペットボトル炭酸水の最安値50円前後より安く済んでいる+使い勝手のメリット」があるためソーダストリームを選んでいます。
強炭酸にすると作れる本数が少なくなる
先ほどの公式サイトの計算だと『ガスシリンダー1本で、500mlが約120本分作れる』とありましたが、こちらはおそらく1プッシュでの計算ではないかと思われます。
そもそもなんですけど、ペットボトルと同じ強さの炭酸を作ろうと思うと、2〜3プッシュは必要なので、さすがに120本分は無理だと思います。涙
ソーダストリームのプッシュ目安は以下の通り。
【500mlあたりのプッシュ回数】
- 通常:1〜2プッシュ
- 強炭酸:2〜3プッシュ
強炭酸にするには、プッシュ回数を増やし炭酸を多く水の中に溶かす必要があります。
そのため、強炭酸ばかり作っている場合は、目安の120本よりも早くガスシリンダーがなくなってしまいます。
我が家は炭酸水をそのまま飲むことはなく「お酒を割るもの」として使うので、強炭酸です。
平日500mlほぼ毎日と、土日は1.5L飲んで、だいたいガスシリンダーが1ヶ月半もっています。
プッシュしすぎるとガスの無駄遣いになる
購入してすぐの頃、強炭酸を作る=プッシュしまくる(500mlで5〜6回)という使い方をしていたせいでガスがすぐに無くなってしまい、不具合かと思ってコールセンターに問い合わせたことがあります。
とアドバイスをもらいました。味見すると、3プッシュくらいで十分ということに気づき改めてからは長持ちするようになりました。
初期費用(本体代)がかかる
シリーズの中で最も価格が低いベーシックなモデルで、13,200円(税込)。
本体代とガスシリンダーのランニングコスト(1本2,380円(税込))がかかるので、ペットボトルに比べるとやはり高く感じてしまいます。
ペットボトル炭酸水とコスパの面だけで戦うのであれば、本体代も含めるとやはりコスパが悪くてソーダストリームは負けてしまうかもしれません。
しかし、生活の便利さなどを考えるとコスパだけでは判断できないメリットもたくさんあります。
我が家のように炭酸水を常に消費する家庭や、ゴミ出し買い物のストレスから解放されたいと思う方であれば、ソーダストリームがあるとQOL上がるのでおすすめできます◎
公式サイトには、市販ペットボトルと比較できる「コストシュミレーション」があるので、気になる方はぜひ試してみてくださいね!
結論:少々高くても暮らしやすさの面でメリットが大きい
本体代やガスシリンダーのランニングコストを考えると、ペットボトル炭酸水の最安値(50円前後)よりは、高くなるでしょう。
しかし!ソーダストリームを導入することで、QOL (生活の質)が上がったので、少々コストが高くなっても満足なのです!
ソーダストリームを買う前は思いました。「たいして安くならないなら買わなくていいじゃん?」
でも、実際使ってみると「なんでもっと早く買わなかったんだ!ゴミや買い物のストレスから解放されるってこんなに楽なの!」です。
以下、で私が感じるメリットを解説していきます。
【ソーダストリームのメリット】
- 好きなときに好きな量・強さの炭酸が作れる
- ペットボトルのゴミが減る
- ペットボトルの保管場所を取らない
- 買い物や荷物を運ぶ手間がなくなる
- 電源・電池不要
1.好きな量・強さの炭酸が作れる
私たち夫婦はお酒が大好きなので、平日はほぼ毎日1〜2杯、休日はたっぷり飲んで晩酌を楽しみます。
夫婦で飲むときと、1人で1杯しか飲まないときなど、炭酸を使う量に差があるので、飲み残しで炭酸が抜けたり、途中で足りなくなったりということがありました。
ソーダストリームがあれば、好きな分だけ、好きな強さで作れるので解決!
時間が経って炭酸が抜けてしまった場合は、再度ソーダストリームで炭酸を注入すれば復活するのも便利です。
2.ペットボトルのゴミが減る
- ラベルとペットボトルを取って分別
- ゴミの日までどんどん溜まるペットボトル
ペットボトルを捨てるなんてたいしたことじゃないんですけど、主婦してると「名も無き家事育児」がたくさんあるじゃないですか。。
それに追われている中にペットボトルのゴミって地味にストレスで。溜まっていくのも、捨てにいくのも。
ソーダストリームにすれば、ペットボトルのゴミ0。
これは実際に使ってから、ゴミ捨てがなくなることのラクさに気づきました◎
3.ペットボトルの保管場所を取らない
- まとめ買いダンボールの保管場所
- 数本をストックする保管場所
ペットボトルの保管場所も地味に場所を取るんですよね。。
本当にたいしたことじゃないんですけど、無くなるととすごくスッキリして気分が良い!
夫はミニマリスト思考なので、ストックに場所を取られないスッキリとした暮らしになるなら少しコストがかかっても良い!って感じで気に入っています。
4.買い物や荷物を運ぶ手間がなくなる
- スーパーで買った炭酸水を他の荷物と一緒に運ぶのが大変
- スーパーだと重くて何本も買えない
- 通販で届いた段ボールを玄関から保管場所まで運ぶのも大変
とにかく重い〜!自分が妊婦だったり、小さい子供がいたりしたら、普通の量も運べない。。
1回だったら重さも耐えますけど、毎度毎度運ぶのって結構大変なんですよね。
さらに自分は炭酸を飲まずに「夫の晩酌のためだけに買わないといけない」「妻のダイエットのためだけに」となると、さらに買うの・運ぶの面倒だなな〜って気持ちになりがち。。
我が家のように炭酸の消費量が多い、炭酸必須のご家庭であれば、ソーダストリーム強くおすすめします。
少々コストが上がっても、一度このラクさを体験したら、時間のために、自分のために、この分のコストを使ってよかった!ってなりますよ◎
5.電源・電池不要
ソーダストリームは、電源があるタイプとないタイプがあります。
- 電源あり:ボタンひとつで好みの強さの炭酸が自動で作れる
- 電源なし:押しボタンを手動で深く押すとボンベから炭酸が出る
私が使用している『ソーダストリーム TETTA(テラ)』は、電源なしタイプ。
コードを気にしないので、晩酌時に卓上に置いて使ったり、掃除も管理も楽ちん。
ソーダストリームの購入が向いている人・向いていない人
我が家は、コスパ問題やガスシリンダーの安全性についての口コミを見てマイナスな印象を持っていたため、長年ソーダストリームを購入せずにいました。。
しかし、実際に購入してみると「暮らしが快適!早く買えばよかった!」と思った経験から、同じように迷われている方の参考になればと記事を書いています。
ソーダストリームの購入が向いている人・向いていない人について、以下にまとめました。
【ソーダストリーム:向いている人】
- 好きな時に好きな強さの炭酸を作りたい
- ペットボトルのゴミを減らしたい
- 炭酸水の買い物や運ぶ手間を無くしたい
- 炭酸の消費量にムラがある
- 便利家電でQOLを上げたい方
- エコへの意識が高い方
- ミニマリスト
【ソーダストリーム:向いていない人】
- ゴミ捨てや買い物の不便さよりコスパ重視
- 水以外を炭酸化したい
- 外出先への持ち運びがメイン
ソーダストリームは、水以外を炭酸化することができません。
炭酸の抜けたジュースを復活させたい、ワインなどを炭酸化したいという方は、別の炭酸メーカーを選ぶ必要があります。
また、市販のペットボトル炭酸水(未開封)に比べると、業務用のガスを注入する圧力の高さや容器の密閉度が異なるため、炭酸が抜けるスピードが早く感じると思います。
数時間のお出かけに持っていく程度ではなく、「会社で時間をかけて飲む」など、長時間の持ち運びをメインとする場合は、ペットボトル炭酸水の方が向いているでしょう。
【長持ち】ガスリシンダーの節約術
初めてソーダストリームを使用したとき、あまりにも早くガスが無くなったので故障かと思い、コールセンターへ問い合わせたことがあります。
問い合わせた際に、ガスを節約する方法についても教えてもらったのでこちらでシェアしたいと思います◎
【ガスシリンダーを節約する使い方】
- 好みの炭酸の強さ・プッシュ回数を把握
- たくさんプッシュ・長押ししない
- 水はキンキンに冷やしておく
- ボトルを使い分けて必要な分だけ作る
1.好みの炭酸の強さとプッシュ回数を把握する
【500mlあたりのプッシュ回数】
- 通常:1〜2プッシュ
- 強炭酸:2〜3プッシュ
ソーダストリーム公式による目安は上記の通り。
まずは、2プッシュで作って味見してから、強くしたい場合は+1プッシュずつ味見しながら好みの炭酸の強さ(回数)を探して、覚えておきましょう。
家電量販店の店員さんに「500ml:4〜5プッシュ」と言われたまま使っていましたが、カスタマーセンターの方に話すと少し多いかもとのこと。
味見しながら自分の好みの強さを把握すると、3〜4プッシュで良いということがわかったので、毎回1〜2プッシュ分、炭酸を無駄遣いしていたんだなと反省。
あくまでも好みなので、3プッシュでは足りない場合は、増やしても良いと思います。
2.たくさんプッシュしたり、長押ししない
めっちゃ強炭酸にしたいからと、たくさんプッシュ(500ml:5回以上)したり、長押し(1秒以上)しないこと。
炭酸を注入する回数を増やしても、家庭用ソーダマシンの圧力では限度がありますので、一定以上は炭酸が水に溶けないのです。
また長押しするとソーダストリーム本体に負担がかかるため故障の原因にもなるそうです。
3.水はキンキンに冷やしておく
水が冷えていると炭酸ガスが溶けやすくなるので、常温の水で作った場合よりも少ないプッシュ回数(炭酸量)で強炭酸が作れます。
ガスカードリッジを節約するなら、炭酸水を作る水はボトルごと冷蔵庫でキンキンに冷やしておきましょう。
参考:水に溶ける二酸化炭素 | NHK for School
4.ボトルを使い分けて必要な分だけ作る
本体を購入した際に付属している1Lのボトルのみだと、作りすぎて余らせることがあります。
飲み切るかどうかわからないとき、飲み切るのに時間がかかるときは、500mlで作るようにしましょう。
ボトルは、公式サイト、ネット通販、家電量販店やドラッグストア、ホームセンターなどで購入可能です。
『1Lボトルに半分だけ水を注げばいいんじゃないの?』と考えがちですが、そうするとガスのノズルが水に直接注入できない状態になるので、多くのガスを必要としてしまいます。
炭酸ガスを節約するなら、1L・500mlとボトルを使い分けるようにしましょう。
ソーダストリームのコスパは極端に悪くない!QOLが上がるからおすすめです◎
我が家は、最安値ペットボトル炭酸水に比べて毎回数十円高くなっても、暮らしやすさが上がる方を選びました。
ほぼ毎日炭酸を飲むので、ゴミや買い物のストレスからの解放はかなりデカいです。
お酒好きの方や、ダイエット・美容のためなど、日常的に炭酸水を飲む習慣がある方には、プレゼントとしても喜ばれると思います。
ソーダストリームの購入を迷っていたり、使い勝手について質問したいという方は「お問合せ」よりいつでもご相談くださいね〜◎