ワインって他のお酒に比べて、頭痛・悪酔いになりやすい気がしませんか?
私は普段、ビール500ml2缶、ハイボール5〜6杯くらい飲めるんですけど、
ワインを飲むと、2杯目くらいで酔っ払ってきて、翌日頭痛になることが多々あります。
私の体質なのか、ワインに原因があるのか、ずっと気になっていました。
今回は、ワインによる頭痛・悪酔いの原因を調べ「解決法」もまとめてみました!
色々調べたんですけど、、ワインのプロの方々でも言ってることが二極化してるんですよね。驚
今回はフラットに、両方の原因についてまとめました!
両方ともに原因があると思うから!笑
【ワインによる頭痛・悪酔いの原因とされるもの】
- 酸化防腐剤(亜塩酸)
- 赤ワインに含まれる「アミン」「タンニン」
- 二日酔いの原因毒素「アセトアルデヒド」
それぞれ原因を調べて、私が考えた対策は以下の4つ。
【ワインによる頭痛の対策】
- まずは体質を知る(アレルギー)
- 体質に合ったワインを選ぶ
- 安いワインは量を控える
- 二日酔い対策薬を飲む
「アレルギー反応による頭痛」「アルコールの摂り過ぎによる頭痛」「不純物によるもの」それぞれ原因が異なります。
ワインで頭痛・悪酔いが起こるしくみをきちんと知って対策すれば、予防可能です!
ご自分の体質に合わせて、ワインを賢く楽しみましょう〜♪
原因①酸化防腐剤(亜硫酸塩)
ワインによる頭痛の原因としてよく聞くのは「酸化防腐剤(=亜硫酸塩)」ですよね。
でも、酸化防腐剤が全く入っていないワインは存在せず「高級ワイン」にも「無添加ワイン」にも量は少ないですが必ず入っています!
【酸化防腐剤2つ役割】
- 酸化による劣化・変色を防ぐ
- 雑菌の繁殖を防ぐ
「亜硫酸」はワイン以外にも、食品の見た目と品質を維持するため幅広く使われています。
- かんぴょう
- ドライフルーツ
- 煮豆
- エビ・カニ
- 濃縮還元果汁ジュース
ワインだけでなく、上記の食品を食べても頭が痛くなる方は、「亜硫酸塩」アレルギーの可能性が高いです。
「亜硫酸塩アレルギー」の方が、ワインを飲んで頭痛・吐き気などの症状が出るのは、アレルギー反応によるものなのですが、
亜硫酸アレルギーでない方が「酸化防腐剤が入っているせいで頭痛・悪酔いになる」という科学的根拠は今のところ無いそうです。
解決策:無添加ワインを選ぶ
亜硫酸塩アレルギーが原因で、頭痛・悪酔いになる方の対策は「無添加ワイン」を選ぶのがおすすめ。
といっても、亜硫酸塩はぶどうの発酵過程で自然発生してしまうので、無添加ワインにも必ず入っています。
入っていますが、無添加ワインは酸化防腐剤の量を極力抑えて作られているので、他のワインに比べると頭痛になりにくいようです。
無添加ワインに変えても強いアレルギー症状が出る場合、アナフィラキシーショックへ繋がる危険性があるため、飲むのを控え一度病院へ相談されることをおすすめします。
安い「国産無添加ワイン」の落とし穴
とお考えの方、間違ってるかも〜〜〜!!
安い「国産無添加ワイン」とうたっている商品、実は本当のワインじゃなくて「ワイン風のお酒」なんですよ〜。(知らなかった)
原材料を見ると『濃縮還元ぶどう果汁』と書かれています!
【国産無添加ワイン】
海外で製造された「濃縮還元ぶどう果汁」を原料に、日本で加水、アルコールを添加して製造されたもの。
ヨーロッパの定義だと水を加えるのは違法なのでワインとは呼べませんが、日本の法律だと認められているんですね〜。
- 日本ワイン:国内産のぶどうのみを原料とし、国内で製造された果実酒
- 国内製造ワイン:原料は日本産でなくても、国内で製造された果実酒
- 輸入ワイン:海外で製造されたものを輸入
と思うじゃ無いですか〜、
原料である「濃縮還元ぶどう果汁」は何で作られているかの表示義務がないので、もしかしたらバリバリ添加物が入っているかもしれないんですよ。涙
酸化防腐剤不使用だから大丈夫!と過信しすぎるのは危険かも!
原因②赤ワインに多く含まれる「アミン」「タンニン」
ワインには、「ヒスタミン」と「チラミン」という2種類の「アミン」が含まれています。
これらには毒性があるので、頭痛などの症状を引きおこすことがあります。
- ヒスタミン:脳の血管を拡張
- チラミン:脳の血管を収縮
「アミン」はナチュラルチーズ・スモークソーセージ・たらこなどにも含まれています。
ワイン以外に、これらを食べても頭痛がする場合は、アミンアレルギーの可能性があります。
アミンアレルギーや、アミンを分解しにくい体質の方は、
アルコールの量関係なく、ワイン1杯で酔ったり、頭痛がしたりするそう。
また、赤ワインに含まれる「タンニン」も頭痛を引き起こします。
お茶やチョコレートなどにも含まれているので、これらで頭が痛くなる方は、タンニンが原因と考えられます。
解決策:赤ワインを控える
赤ワインには「アミン」や「タンニン」が多く含まれるので、これらに敏感な体質の方は、頭痛・悪酔いの症状が出やすくなります。
対策としては、「アミン」「タンニン」の量が少ない赤ワインや白ワインを選ぶと気持ちよく最後まで飲めるかもしれません。
ネットで検索していたときに『抗ヒスタミン薬を服用する』という方法をいくつか見たのですが、
それ、だぶん医療従事者の方が書いた記事ではないので、勝手に真似しない方が良いかも!!怖
抗ヒスタミン薬とアルコールと一緒に服用すると、眠気が強くなるなど、効きすぎる可能性があるので、自身で勝手に判断せず、必ずお医者さんに相談してくださいね。
原因③二日酔いの原因毒素「アセトアルデヒド」
アルコールを分解するときに発生する「アセトアルデヒド」が体内に残ると、頭痛、吐き気など二日酔いの症状を引き起こします。
これは肝臓のキャパを超えて飲みすぎたときに起こるので、
ワインの物質が頭痛の原因ではなく『飲み過ぎ』ということになります。
二日酔い症状になると、「低血糖」や「脱水症状」も同時に引き起こしていることが多く、これらも頭痛の原因となります。
ビールやチューハイと同じようなペースで飲んでしまい、知らない間にアルコールを摂取しすぎて体が悲鳴を上げているのかもしれません。
解決策:二日酔い対策薬を飲む
また、ワインと同量の水を飲むように心がけると、頭痛などの症状が起こりにくいです。
私的にですけど、二日酔い対策薬をワインを飲む前・飲んだ後に飲めばある程度防ぐことができます。
おすすめは、私が日頃よく飲んでいる『SUPALIV (スパリブ)』というサプリ。
ワイナリー収穫祭へ参加していたご婦人の「ワインの味は好きだけど、すぐ気持ち悪くなってしまう」という悩みをきっかけに誕生。
開発者もワイン好きなようで、ワインを飲む時の味方にはぴったりのサプリ。
薬ではないので、アルコールと一緒に飲めます。
サプリに頼るのも1つの手ですね。
https://tanakanote.com/spalivkenshou
高いワインと安いワインの違いって何?安い=悪酔い?
そもそも、スーパーの598円ワインと、100万円のワインの違いって何?ですよね。
【高いワインの特徴】
- ぶどうの栽培に手をかけている
- 生産量が少ない
- 熟成に時間がかかる(20年など)
- 輸送費用がかかる(空調管理や梱包など)
- 歴史やブランド力
【安いワインの特徴】
- 生産に好条件な国・地域
- ぶどうの大量栽培
- 機械での大量生産
- ボトルやコルクのコストが安い
- 輸送コストがかからない(現地で樽詰めなど)
- 濃縮還元ぶどう果汁の使用
高いワインはうま味のあるぶどうを栽培するため、木の本数を減らすなど栽培に手間が掛かっています。
一方、安いワインの場合は大量栽培されるので、1つぶどうのの味わいがどうしても薄くなってしまいます。
また、収穫してプレスする際、高いワインは「1番絞り」しか使用しませんが、
安いワインは量を増やすために、その後の2番絞り、3番絞りまで使用します。
安いワインは皮や種など不純物が多く、アミノ酸やタンパク質が体内で影響するため「安いワイン=悪酔い」の原因とも言われています。
輸入コストに関しても、高いワインは空調設備の整ったコンテナで丁寧に運ばれますが、
安いワインは、そこまで丁寧には運ばれていないようです〜。
安いワイン=悪酔いの原因とは言い切れない
『安いワインは酸化防腐剤(添加物)が大量に使われているから頭痛がする。』
とよく言われますが、一概にそうとは言い切れません。
高いワインにも酸化防腐剤は使用されていますし、
赤ワイン含まれる「アミン」「タンニン」に強くない体質の方なら、高級ワインでも頭痛・悪酔いなります。
安いワインは、生産・輸送のコストを抑えている分、香りや味わいが薄かったり、雑味や飲みにくさを感じるのが正直なところ。
ただ!中には高コスパで美味しいものもあるので、『安いワイン=悪』という考え方に偏ってしまうのはもったいない気がします!
ワイン選びは一流ソムリエにおまかせするのがベスト
自分で良いワイン選ぶの激むずじゃないですか?
頭痛・悪酔いしにくく、美味しいワインを選ぶなんて無理…。
かといって、わざわざワイン専門店へ行って直接ソムリエに相談するほどでもないというか…。
そんな私が見つけたのが『ワインの定期便』。
一流ソムリエがワインを選んで、毎月自宅に届けてくれます。
私が買ってよかったのは、『ミシュラン星付きセレクション』のお試しセットです。
初月分は赤と白、計2本で1,980円(税込)、送料無料で購入できました。
高級ワインの味がわからない私が言うのもなんですが、、飲みやすいのにちゃんとワインの上品な味がして美味しかった!!笑
お試しセットは、誰でも飲みやすいものをセレクトしてくれているのかも。
飲みやすすぎて、一瞬で1本開けてしまいました。笑
ワイン選びに毎回迷う、ハズレを引いてしまう、という方は「ワイン定期便」結構おすすめです!