家庭で簡単に安全に低温調理ができるBONIQ(ボニーク)。
低温調理器でこんなに食材が美味しくなるなんて!!感動食感に出会いました。
これまで、別に低温調理器なくても出来るし必要ないかな〜と、
沸騰した鍋に食材を入れて火を止め、冷めるまで放置
という方法で長年やっていたのですが、
- 本当に火が通っているか毎回不安。
- ときどき中が生で失敗することがある。
- 食中毒が怖くて加熱しすぎてしまう。
加熱のムラがすごくて、毎度苦戦しておりました。
BONIQは、上記の問題をすべて解決。
BONIQって高いし、毎日使うものじゃないから、買うかどうか結構迷いますよね〜。
今回は購入を検討中の方のために、私が使っている『BONIQ Pro』について、めーーっちゃ細かく感想や使い方をまとめました。
- BONIQの特徴
- BONIQ Proと他シリーズとの違い
- 使い方・電気代・お手入れ方法
- BONIQを使ったレシピ
- メリット・デメリット
- BONIQをおすすめしたい人
- BONIQをお得に買う方法
料理するのが好きな方、安いお肉を変身させたい方、今すぐBONIQで感動食感を体験してください!
長いんですけどめっちゃ気合い入れて書いたので、BONIQを買うか検討中の方の参考になれば幸いです〜◎
低温調理器ってどういうもの?
『低温調理』とは、通常よりも低い40〜70℃程度のお湯でじっくり加熱する調理方法。
肉や魚の身が固くなる原因である、たんぱく質が変性しにくく、水分が保たれてしっとりジューシーに仕上がるのが特徴。
そこで不安を取り除いてくれるのが『低温調理器』です。
「低温調理器」は、鍋にセットすれば自動で温度を管理してくれる優れもの。
水流を起こしてくれるので温度のムラがなく、食材の中心部の菌が死滅するまで、きちんと加熱することができます。
BONIQを初めて使って、しっとりホロホロ、「火が通った生」という感動の食感に出会い、
『これが本当の低温調理なんだ』と気付きました。笑
BONIQ Proの特徴と他シリーズとの違い
「BONIQ」は、2017年に株式会社葉山社中から販売された低温調理器。
私の使っている『BONIQ Pro』は、2019年に販売されたプロ仕様の高機能モデルで、価格は32,780円(税込)。
『BONIQ Pro』特徴は、以下の6つ。
【BONIQ Pro 6つの特徴】
- 1200Wのハイパワー
- 約36%サイズダウン
- 防水仕様(丸洗い可能)
- フルアルミボディ
- 脱着式クリップホルダー
- スマホ連携
さすがプロ仕様!
それぞれの特徴について、詳しく説明していきます。
1.1200Wのハイパワー
1200wのハイパワーによって、設定温度までの到達時間が40%縮小。
最大20Lまで対応しているので、鶏肉1kgなど、一度に大量の食材を低温調理できます。
筋トレなどで毎日お肉をたくさん食べる方、ホームパーティーなどで大量に料理する方にぴったり。
2.小型化(36%サイズダウン)
初代BONIQから、一回り以上小さく、軽くなりました。
高さ315mm/直径53mm /重さ1kg
筒状になっていてスリムなので、収納しやすい!
また、手軽に持ち運べるのも◎
パーティーやキャンプなどで使用すればみんなが喜ぶこと間違いなし!
3.フルアルミボディ
初代BONIQは、ステンレスカバーと樹脂製の外装でしたが、
『BONIQ Pro』は、外装デザインにこだわりフルアルミボディに。
ええっ!もしかして、おしゃれな人はみんな『BONIQ Pro』使ってる?!
4.脱着式クリップホルダー
BONIQは、底にマグネットが装着されているので、磁石がつく材質の鍋であれば自立します。
そのとき、ホルダーが邪魔になるので、取り外しができるのは、本当に便利!
逆にプラスチックのコンテナなどで使用する場合は、ホルダーで固定した方が良いので、
使用する鍋・容器によって使い分けることができるの助かる〜。
5.防水仕様(丸洗い可能)
初代BONIQは防水性がなかったので、取り扱いに気を必要がありました。
『BONIQ Pro』は、防水仕様(IPX7)なので丸洗いすることができます!
食材はジップロックに入れて調理するから、本体がベタベタになることは無いんですけど、
使い終わったあと、やっぱり若干ニオイや油?が気になるんですよね。
「IPX7」とは、水深1mに30分沈めても浸水のない状態のこと。
6.スマホ連携
「BONIQ Remote」というアプリを使って本体とWi-Fi接続すると、
スマホから温度や加熱時間を操作することができます。
そんなんいつ使うのー?って思ったんですけど、
BONIQで色々作っていくと「長時間調理」の沼にハマって、「24時間調理」とかチャレンジしたくなるんですよ。
そのときにアプリが便利なのかもしれない!
「BONIQ2.0」は家庭向けにコストを抑えたモデル
2020年に発売された『BONIQ Pro』の1つ下のモデル『BONIQ 2.0』
家庭用として十分な機能とリーズナブルな価格を実現したものです。
価格は、22,000円(税込)。
カラーは、「ヘイズブラック」と「ミスティホワイト」の2種類。
『BONIQ Pro』のスペックを多く引き継ぎ、「初代BONIQ」より大幅にバージョンアップしました。
【BONIQ 2.0の特徴】
- 1000w
- 初代より36%小型化
- 外装はプラスチック樹脂
- 完全防水(丸洗可能)
- スマホ連携
BONIQの使い方
BONIQの使い方を簡単にご紹介!
低温調理している間は放っておくだけ。
ちなみに、電気代は1時間5円程度なので、毎日使ったとしても経済的です〜。
1.下処理・下味をつける
- 下味をつける
- お肉の表面を焼く
- タレを煮詰めて冷ましておく
- ブライン液につける
など、下処理をしたり、下味をつけて下準備をします。
2.食材をジップロックに入れて真空に
ジップロックに食材や調味料を入れたら、水の中で水圧を利用しながら空気を抜き真空にします。
3.BONIQの温度と時間を設定
プラグを差し込むと電源がつくので、左のマークを1度タッチし温度を設定。
もう一度、左のマークをタッチすると時間を設定することができます。
右の赤いスタート・ストップボタンをを押すと、設定完了!
するとヴィーーンという音と共に水流が起こり、あっという間に水が温かくなって設定温度に到達します。
ちなみに写真のように、水の量が少ないとエラーとなり「温度と時間」の設定操作ができません。
低温調理中にお湯が蒸発して水位が下がると「ビーーー」というサイレン音とエラー表示が出てきます。
4.設定温度に達したら食材を入れる
BONIQが設定温度に達すると「♪チャラリ〜ン」という音が鳴り、調理時間のタイマーもスタートします。
浮いてくるようであれば、重しを入れたり、ジップロックを大きい洗濯バサミで挟んだりして、かならずお湯の中に沈めてください。
あとは、アラームが鳴るまでほったらかしでOK!
5.アラームが鳴ったら取り出す
アラームが鳴ったら、お湯からジップロックを取り出し、
「氷水で急冷」「仕上げに表面を焼く」「常温で冷めるまで放置」など最後の処理を行います。
最後にお皿に盛り付けたら完成〜♩
BONIQ Proのお手入れ方法
定期的なメンテナンスは、付属の冊子に書かれていたお手入れ方法を簡単にご紹介します!
【使用後のお手入れ】
水ですすぐか、汚れが気になる場合は食器用洗剤で洗う。
水でよくすすぎ、乾いた布で拭く。
【内側の清掃:週1推奨】
ボトムカバーはくるくる回すと外れるので、細いブラシなどを使ってゴシゴシ。
水ですすいで乾いた布で拭きます。
【クエン酸水洗浄:月1推奨】
水1Lに対して5gの粉末クエン酸を入れて、60℃で1時間運転。
運転が終わったら本体を冷まし、水ですすいで乾いた布で拭きます。
BONIQ Proのメリット
BONIQの素晴らしい点を朝まで語らせてください!←
- 安全に低温調理ができる
- お店のような感動食感を自宅で味わえる
- 安いお肉が柔らかく変身する
- お手入れが簡単
- 見た目がおしゃれで気分が上がる
- 公式レシピサイトが充実している
安全に低温調理ができる
美味しさはもちろんなんですけど、安心・安全を手に入れられたことが最強すぎる!
低温調理は常に「食中毒」と隣り合わせ。
BONIQだと、一定の温度にキープしつづけるので、低温で中心部の菌が死滅するまでしっかり加熱することができます。
水流が起こるのでムラなく調理できるのもポイント!
BONIQのおかげで食中毒の不安なく安心して食べられます◎
お店のような感動食感・安いお肉も大変身
BONIQで低温調理することによって、「柔らかい・ホロホロ・ジューシー・しっとり」まるでお店のような感動食感を味わえます。
「沸騰した鍋に入れて火を消して放置」という方法だと、ここまでの食感にはなりませんでした。
また、8時間〜20時間、長時間低温調理すると、BONIQ沼の方が絶賛する、感動にも出会えます。
自宅の家飲みが充実すること間違いなしです!
お手入れが簡単
丸洗い可能なので、洗剤でじゃぶじゃぶ洗えます。
BONIQは、使用前の準備も、使用後の片付けも簡単ラクちん。
BONIQはお手入れ簡単で、本当にありがたいです。
BONIQ公式レシピサイトが充実
BONIQは国内最大の低温調理レシピサイトである「BONIQ公式低温調理レシピサイト」を運営しています。
とにかくレパートリーが豊富で、肉・魚・野菜・発酵食品・パン・スイーツ・ドリンク、700種類以上のレシピがあります。
「こんな食材・料理も低温調理できるの?!」と毎回発見が多い!
「作る際のポイント」が細かったり、「管理栄養士による栄養アドバイス」載っていたりと、1レシピがかなり充実しています。
『BONIQ買っても使いこなせないかも』と心配する必要無し◎
BONIQ公式レシピがあれば、低温調理ライフがめちゃくちゃ充実しますのでご安心を!
BONIQ Proの微妙なポイント
BONIQのデメリットいくつかありますよ〜。
- 価格が高い
- 調理に時間がかかる
- 下準備が面倒
美味しい物のためなら手間・時間かけられる!料理好き!
って方じゃないと、もしかしたらデメリットの方が大きいかもしれない…。
価格が高い
「低温調理器」は、電子レンジやケトルのように、毎日使うような調理器具ではないですよね。
うちがBONIQを採用したのは、子供が小さくて夜の外食は一切しないから。
お家でお店の味を再現したり、家飲みを楽しむために投資してもいいなと思えました。
調理に時間がかかる
低温調理は1時間以上かかるので、すぐ食べられません〜。
私は主婦なので、昼から仕込んで夜食べることが日常的にできますけど、
外で働かれている方が、仕事から帰ってから作るってなると厳しいかもしれません。
下処理・下味が地味に面倒くさい
低温調理スイッチオン!ってしてからは数時間やることないんですけど、
それ以外の下処理・下味・袋詰め・盛り付け・片付け、意外に手間なんですよ!
私は料理が好きで手間をかけても良い!むしろ楽しい!って思える派なんですけど、
料理あんまり…って方は、この手間のせいで2回目以降やる気がなくなるかもしれません。
BONIQを使ったレシピと感想
自宅で簡単に作れるのに、お店のような一品が完成することに感動しております。
これまで「沸騰した鍋に食材を入れて火を止めて放置」という方法で低温調理していて、
しっとり柔らかくはなるけど、「繊維まではほどけない」感じだったんです。
でもBONIQを使ったら、繊維までもがホロッホロ!!
レシピの詳細は、以下の記事にまとめたので、よかったら参考にご覧ください◎
鶏レバー
BONIQで作った色々な食材の中で一番感動したかも!!
鶏レバーを鍋で低温調理したら、柔らかいけどモサモサした食感が残るというか。
でもBONIQだと、しっとりなめらかクリーミー!!
これは絶対作って欲しいレシピです◎
牛ステーキ
BONIQを買ったら必ず試すべきなのが「安い牛肉を使ったステーキ」。
フライパンで焼いただけでは、到底噛みきれないお肉が柔らかホロっとジューシーに変身します。
サーモンのコンフィ
もう店の味!!しっとりホロホロめっちゃ感動します。
サーモンの美味しい脂を白ワインで流し込む。最高!
食べた方を100%感動させるので、ぜひおもてなしに作って欲しいです!
カッテージチーズ
BONIQってチーズも作れるんですよー!!
サラダにちょっとチーズが欲しい!って時に、
コップ1杯の牛乳とレモン汁だけで作れるのでめっちゃ助かります。
BONIQをおすすめしたいのはこんな人
BONIQって高いだけあって、本当に最高の調理器具なんですーー。
安い牛肉や鶏むね肉も、魔法にかけられたかのように柔らかくジューシーに仕上がります。
ただ!低温調理って多分、毎日しないじゃないですか。
だから「数回使って戸棚の奥行き」になる可能性もあります。涙
購入を失敗しないためにも、BONIQをおすすめしたい方についてまとめました!
- 日常的に料理する方
- 安いお肉を柔らかく変身させたい方
- 筋トレ・ダイエットなどで赤身肉・鶏むね肉を毎日食べる方
- 美味しい物を食べるために手間・時間をかけられる方
日常的に料理する方は、「既に家に材料がある」などフットワークが軽いので使い続けられるだろうし、
BONIQがあると、料理の幅が広がってめちゃくちゃ楽しいのでぜひ買うべき!
また、筋トレ・ダイエットなどで、日常的に赤身肉・鶏むね肉を食べる方も絶対買うべき!
安いお肉がめちゃくちゃ美味しくなるので、ヘルシー食を続けるモチベーションになったり、食費の節約になったりすると思います!
BONIQはどこで買うのがお得?
ズバリ『公式サイト』からの購入が一番お得です。
BONIQを購入すると、「1年間」のメーカー保証が受けられるのですが、
正規販売店以外からの購入は「正規サポート」「保証」が受けられません。
Amazon・楽天などで正規販売店ではないショップから購入した場合は、トラブル時その販売元で直接対応してもらわなければなりません。
現在は廃盤となった「初代BONIQ」がAmazon・楽天で購入できるようですが、転売品のため残念ながらメーカー保証が受けられません。
BONIQを購入する際は、公式サイトより『BONIQ Pro2』または、『BONIQ2.0』を選んでください。
※「BONIQ Pro2」は、2022年9月下旬より先行予約開始です。