今日はコーラで角煮を作ってみました!味付けはコーラと醤油のみ。
コーラ自体の味はしませんが後味がほんの少しコーラっぽく感じるかも。結構こってりに仕上がります。
角煮を失敗させないコツとコーラ煮でなぜお肉が柔らかくなるのか、も合わせて解説しているのでよかったら最後までご覧ください!
コーラ角煮 材料
【2人分】
・豚バラかたまり肉 700g前後
・しょうが(薄切り) 4~5枚
・長ネギの青い部分(あれば) 1本
・酒 150ml
◎コーラ 500ml
◎醤油 100ml
◎ゆで汁 200ml
コーラ角煮 作り方 ~下茹でが大事!~
- 豚肉は鍋に入る大きさにカットして、フライパンで表面に焼き目を付ける。あまり焼きすぎると硬くなるのでさっと表面だけ!
ママ脂身の方は、しっかり焼き目をつけるのがおすすめ! - 下茹用の鍋にたっぷりのお湯を沸かし、豚肉・しょうが・長ネギ・酒を加える。
- 沸騰しアクをとったら、ふつふつ弱火で90℃くらいをキープしながら1時間煮込む。肉が外の空気に触れないように落し蓋をする。(鍋の蓋はなくてもOK )
- 別の鍋に◎を加えて煮立たったら、豚肉・下茹でのしょうが加え、ふつふつする程度の弱火にし、落し蓋をして1時間~1時間半煮込む。
ママ煮汁の温度が高くなりすぎないように、必ず落とし蓋の中央に穴を開けて下さい! - 1時間~1時間半煮込んだら、落し蓋を取って火を強め、好みの程度まで煮詰めたら完成!
- 煮卵も一緒に作りたい場合は、煮汁が完全に冷めてから「ゆで卵と煮汁」をジップロックor別容器に入れてキッチンペーパーをし、1時間~漬けて下さい。
失敗なし!とろとろ柔らかい角煮にするためのポイント
角煮って作るとどうしても固くなる!パサパサ!臭くて油っぽい!など失敗しないためのコツをお伝えします!覚えてしまえば簡単です。
1.表面に軽く焼き色を付ける
煮込む前にフライパンで表面を焼くことと旨味が逃げるのを防ぎ、余分な脂を落とすこともできます。
2.脂をゼラチン化させる
弱火でコトコトじっくり時間をかけて30分~1時間程度下茹ですると、
コラーゲンがゼラチン化しトロトロの角煮になります。
(80~90℃くらいがゼラチン化する温度)
3.肉を茹で汁から出さない
肉が下茹している間、ゆで汁から出て空気に触れると固くなる原因になります。
たっぷりのお湯で茹ででゆで汁が減ったらお湯を足しましょう。
なぜコーラ煮で肉が柔らかくなるのか
お肉はph値を酸性に近づけることで保水力が上がり柔らかくなります。
これは「マリネード処理」と呼ばれレモン汁、赤ワイン、清酒などに漬けるとお肉が柔らかくなるあの方法のことです。
「マリネード処理」はコーラなどの炭酸水でも可能です。
炭酸水も酸の溶液なので肉の繊維がほつれて柔らかくなります。
調理中に炭酸が抜けちゃう!と感じても液体自体は酸性なのでご安心を。
調理前、炭酸水に漬けておいたり『炭酸水しゃぶしゃぶ』にしてもお肉が柔らかくなり美味しく食べることができますよ。
「コーラ煮」で調べると焼いたり下茹でをせず、すぐコーラでお肉を煮るレシピもあるのですが、かなり油っこくて臭くなるのであまりおすすめしません。(簡単だけどね)