おつまみの定番中の定番「鶏のからあげ」を美味しく作る方法をご紹介します!
私のからあげの技術が上がったのは料理研究家「土井善晴先生」のおかげです。
ポイントは冷たい油から揚げる。なんともびっくりですが、美味しくカラっと揚がります。
他の揚げ物も応用できるのでぜひやってみてください!全然違うので!
私の料理スキルが爆上がりした、土井先生のおすすめレシピ本もご紹介しているのでぜひ参考に!
土井善晴先生の鶏のからあげ 材料
【2人分】
・鶏もも肉 2枚
◎にんにくすりおろし 1かけ
◎しょうがすりおろし 1かけ
◎塩 小さじ1/2
◎しょうゆ 大さじ2
◎酒 大さじ2
◎こしょう 少々
【衣】
・薄力粉 大さじ3
・片栗粉 適量
冷たい油から!鶏のからあげ 作り方
- 鶏もも肉を大きめの1口サイズに切る。ポリ袋(またはボウル)に鶏肉と下味用の◎を加えてよく揉んで10分ほど置く。
- (1)に薄力粉を加えて混ぜ、片栗粉をつける。
- フライパンに多めの油(1.5cmくらい)を注ぎ、鶏肉を並べ終えたら火を付けて強火にかける。
- 温度が上がったら中火。表面が固まったら裏返す。何度か返し、鶏肉に火が通ってこんがりきつね色になったら完成!
・にんにくはチューブでなく、すりおろした方が肉がジューシー&味もしっかりついてお店の味っぽくなります!
・薄力粉で下味を閉じ込め、片栗粉で表面をカリッとさせる、W使いがおすすめ。
・大量に揚げるときは大きめのフライパンを使用するか、2つのフライパンに分ける方がいいかもです。(我が家は1度目に揚げきらなかったものは同じフライパンでそのまま揚げてます。)
冷たい油からからあげを揚げるとなぜ美味しい?
私も、実際揚げるまではそう思っていました。
しかし、冷たい油から揚げたほうがキッチンペーパーにつく油の量が違う!
中途半端に下手な温度で揚げてたときのほうがベタベタでした。
なぜ熱い油ではなく、冷たい油から揚げるほうが美味しくなるのか。
それは「肉の収縮を抑えられる」からです。
肉のたんぱく質は65℃を超えると急激に収縮。
高温に熱した油の中に肉をいれると、繊維がぎゅっと固くなる原因に。
じわじわ低温から加熱することで、ぎゅっと固くなるのを防ぎ、中まできちんを火を通すことができます。
プロのからあげ屋さんのように、大きな鍋に大量の油、温度計で温度をきちんと確認して、何秒間揚げる、そして二度揚げ。
こういうことが出来れば良いんでしょうけど、普通の家庭じゃなかなか難しいし手間もかかる…。
であれば、フライパンに少ない油を入れて、冷たい油から揚げる方が再現性が高く、確実に美味しく仕上がります!
土井善晴先生のおすすめレシピ本!
【土井善晴のレシピ100―料理がわかれば楽しくなる、おいしくなる】
今回のからあげや、ハンバーグやピーマンの肉詰め、肉じゃがなど、基本のレシピが満載!
土井先生のちょいテクで、美味しさ爆上がり!作っていて本当に楽しいのでおすすめ。
【素材のレシピ】
素材ごとにレシピが紹介されているので「今日何作ろう」「あともう一品何か」というときに便利。